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すしログ 〜The Encyclopedia of Sushi〜

寿司、鮨、鮓…スシに魅せられた男のブログ。鮨が大好きだ!と確信して以来、全国に及ぶ鮨の食べ歩きを開始。江戸前鮨ではシャリの美味しさと仕事との調和を重視しております。江戸前鮨だけでなく、上方の寿司や郷土寿司も大好きです。鮨と密接な関係にある日本料理、郷土料理の名店も紹介していきたいと思います。

すしログ No. 102 いち伍@千歳烏山

店鋪情報 千歳烏山 東京都

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こちらは千歳烏山で正統派の江戸前鮨を頂けるお店です。

お店は外観も内装も洒落ており、一人は勿論、

デートや、家族連れでも使える貴重なお店です。

シャリが美味しく、江戸前の仕事があると聞いて訪問しました。


住宅街なので半信半疑でしたが、頂いてみて実直な仕事と、

コストパフォーマンスの高さに嬉しくなりました。

と言うよりも、真っ当な江戸前鮨を頂けるリーズナブルなお店としては、

こちらが現状ベストです。

 

シャリは赤酢を用いつつ、クセは消して、コクを活かしております。

酸味は低く、塩気もそこそこで、やや硬めの仕上げ。

握る際は、手を打ち鳴らさず、捨てシャリもされておりません。

端正な容姿の職人さんですが、握る仕草も端正です。

 

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先付。トマトの甘酢漬け。

 

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白烏賊

烏賊の甘みがシャリの味付けと調和しております。

 

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真鯛

兵庫淡路。

先日、淡路亙(ノブ)で頂いたものほどではありませんでしたが、悪くないクオリティ。

烏賊、鯛と期待がググッと高まりました。

 

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鮪赤身

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鮪中トロ

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鮪大トロ

青森大間。

赤身は比較的しっかりと漬けております。

強い味付けの分、握り加減は強めにされているようです。

大間の鮪は7月上旬に比べて香りが強くなっておりますね。

 

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真鯛昆布〆

先ほどの生の真鯛とは異なる旨味。

かなりしっかり〆ておられますが、昆布はともかく塩はもう少し控え目がベターかな。

 

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石垣貝

甘みが非常に強い。

 

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北寄貝

 

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岩牡蠣

京都舞鶴。

火入れ、漬け込み加減が良く、とろり、ねっとりと旨味が舌に絡む。

素材と仕事が合致した印象的な一貫。

 

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煮キリの量は程良く、薬味の使い方も上々。

 

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北海道。酢で軽く〆、余計な脂を除いている。

抜群な鰯の香りが心をくすぐり、脂が心を躍らせる。

 

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新子

酢を利かせしっかりと〆ている。

真鯛の昆布〆も同様だが、〆は結構強めの仕事。

 

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車海老

千葉富津。茹で上げで温度が良く、甘みと香りも中々。

 

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鯵酢〆

鹿児島出水。脂が乗っております。

生の後に酢で〆たものを出すところも魅力的。

鮨店では過剰なパフォーマンスは要らず、

こういった実直な仕事のパフォーマンスこそ嬉しい。

 

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マサバとゴマサバの交雑種

神奈川葉山。瑞々しく爽やかな脂の鯖。

 

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エゾバフンウニ

北海道礼文島。

 

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穴子

神奈川小柴。柔らかすぎず、良い食感。ツメもしっかり旨い。

 

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玉子

かなりしっとりしており、柔らかな甘み。

 

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コチを使用した潮汁。

 

18貫に玉子、椀、島根の七冠馬を一合頂き、なんと10,400円という価格。

知名度が低かったり、食べログでスコアが付いていなかったりするのが、

実に不思議な内容です。

こちらは鮨好きにこそ行ってもらいたい、「名店」だと思います。

望むらくは、〆の振り塩が若干過剰な点と、

握りに若干の乱れがある点が気になったので(あくまでもマニア目線です)、

改良されれば更なる高みに登るのではないかと感じました。

ご主人の心意気・気概は申し分ないです! 

 

店名:いち伍(いちご)

シャリの特徴:赤酢を嫌味なく使用し、やや硬めの端正なシャリ。

予算の目安:10,000円~13,000円

最寄駅:千歳烏山駅から470m

TEL:03-3307-5591

住所:東京都世田谷区粕谷4-18-7

営業時間:17:00~21:30

定休日:月曜

 

ご参考になりましたら幸いです!

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