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すしログ 〜The Encyclopedia of Sushi〜

寿司、鮨、鮓…スシに魅せられた男のブログ。鮨が大好きだ!と確信して以来、全国に及ぶ食べ歩きを行っております。江戸前鮨ではシャリの美味しさと仕事との調和を重視。鮨と密接な関係にある日本料理や郷土料理の名店も紹介。実は若輩者ですが向学心と感謝の念を忘れずに続けていきたいと思います。

すしログ日本料理編 No. 9 くろぎ@湯島

日本料理 日本料理編 湯島 東京都 店鋪情報

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中々訪問が叶わなかったものの、有り難いお誘いを頂き訪問する事が出来ました。

外観は小体な日本家屋、内装はシックな隠れ家と言った感。

意識的にカウンター内で多くの調理を行っておられるようで、

エンターテイメント性も十分あります。

雰囲気のみならずスタイル的にもデートに使いやすい割烹か。

 

訪問当日(10月末)は、カウンターに盛られた松茸の質と量に驚きました。

上質な松茸が所狭しと山積みにされております。

調理する前から鮮烈な香りを感じる程。

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料理は思っていたよりも素材を活かす調理。

いや、活かすというよりも、力を与え、存在感を高めている印象です。

男っぽさが前面に出た日本料理です。

素材に味をぶつけた際の、摩擦熱を好むか否か。

それがこちらの好みを分けるポイントでしょうか。

 

正直なところ、超予約困難な人気は過剰かと思いますが、

機会があれば違う季節に訪問し、黒木氏の引き出しを満喫したいと感じます。 

 

頂いた料理は下記の通りです。

 

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【焼き胡麻豆腐】

香ばしい焼き目からとろりと蕩ける胡麻豆腐。

食欲をじわりと高めてくれる。

 

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【菊としめじのおひたし】

食感良く清涼感のあるおひたし。

 

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【岩手産松茸と鱧の土瓶蒸し】

ツユはやや甘めでまろみを帯びている。

松茸の香りを穏やかに包んでいる。

 

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【信州産焼き松茸】

素晴らしい逸品。

濃厚な味わいで、大振りながらにジューシィ。

香りと同時に甘みが弾け、数瞬遅れてかすかな酸味が滲む。

香り、食感、旨味のバランスが秀逸な火入れだった。

 

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【余市産走りの鮟肝と遠州産金目鯛の軽い炙り】

鮟肝を金目鯛の炙りとぶつけるセンスが非常に印象的である。

大根おろしのは自成の柚子胡椒を使用。

一皿で味の濃淡が演出されたパワフルな一品。

 

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【焼津産太刀魚の幽庵焼き】

脂の旨味が桁外れ。

身は分厚く、繊維と脂のグラデーションが舌を虜にする。

柚子の使用量は上品で、太刀魚が雄々しく立ち現れた。

 

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【八寸】

とりわけ、クチコの火入れが良かった。

香ばしさを引き出し、食感も軽妙かつほの柔らか。

逆に鯖寿司は残念。

〆の技術を疑ってしまう調理であったので、

無理に寿司を入れずとも良いように感じる。

 

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【お造り盛合せ】

淡路の鯛、大間の鮪を三部位、徳島産シラサエビ。

鯛、鮪の旨味は言わずもがな、何よりも面白いのは実はシラサエビだった。

他の海老とはかなり異なる食感と甘み。

 

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【ずいきの出汁煮吉野葛とじ】

白ずいきの食感が楽しく、とじ加減に温かみを覚える。

強めの煮干出汁が上手く引き立てる。

 

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【丹波産松茸のフライ】

名残の丹波産をフライにしてソースで食べさせるという、パンク精神。

 

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【宮崎産牛ヒレ肉の焼き物】

これはいささか蛇足。

流れからして、牛の脂は強過ぎて、重い。

 

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【はらこ飯】

抜群に美味しい。

旬の生いくらがこれでもか!と入っていて、瑞々しく火入れされた鮭とピッタリ合う。

問答無用に満足出来る、素晴らしい土鍋ご飯だった。

 

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 【香の物】

 

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【茄子と豆腐の味噌汁】

 

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【葛切り】

出来たての葛切りは官能的な舌触り。

デザートをストレートに和菓子で行き、

しかも凡百よりも美味しく作るところに感銘を受ける。

 

店名:くろぎ

予算の目安:20.000円~30,000円

最寄駅:湯島駅から100m

TEL:03-5846-3510

住所:東京都文京区湯島3-35-1

営業時間:17:00~22:00、火水木ランチ11:30~、12:30~

定休日:日曜、祝日

 

ご参考になりましたら幸いです!

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