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すしログ 〜The Encyclopedia of Sushi〜

寿司、鮨、鮓…スシに魅せられた男のブログ。鮨が大好きだ!と確信して以来、全国に及ぶ食べ歩きを行っております。江戸前鮨ではシャリの美味しさと仕事との調和を重視。鮨と密接な関係にある日本料理や郷土料理の名店も紹介。実は若輩者ですが向学心と感謝の念を忘れずに続けていきたいと思います。

すしログ和菓子編 No. 19 小男鹿本舗冨士屋@徳島市(徳島県)

和菓子 店鋪情報 徳島県 和三盆

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徳島の銘菓である【小男鹿】。
代表的な製造元の冨士屋によると、その味わいは、
「甘からず不味からず、
佳味幽玄にしてゆかしき「小男鹿」の風味、
これこそが稀にみる日本の味、
風雅な和菓子の味」
との事。

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冨士屋は1870年(明治3年)創業の老舗で、
当時から伝統の【小男鹿】を伝えておりますが、
いざ頂いてみると、確かに「佳味幽玄」なる味わいで、
シンプルな調理法の御菓子なのに、強い印象を残します。
 

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【小男鹿】の原料は、山芋、阿波和三盆糖、小豆、粳米(うるちまい)。
これらを練り、蒸し上げた御菓子なので、
一見すると、昔ながらの蒸しパンと言った雰囲気ですが、
味わいには深みがあり、意外性を与えてくれます。

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食感は結構みっちりしており、一般的な蒸しパンのようなモソモソ感は無い。
適度にモッチリしているところが食感的特徴となります。
初めの一口、二口は「蒸しパンのようだ」と認識するのですが、
妙に引き込まれる魅力があります。

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理由は何だろう…と考えたところ、上記の「食感」に加えて、
小豆の旨味、甘みが【小男鹿】の魅力かと感じました。
生地のほのかな甘みに、小豆のじんわり広がる深い甘みが加わり、
異なる甘みの二重奏が実に上品で美味。
これはひとえに和三盆のコクが奏功している為かと思います。
小豆の質も高く、生地と小豆の調理に計算されたバランスを感じさせます。
非常に地味な印象を与える外見ですが、これは掛け値無しに美味しい。
手作りの良い部分が出ている上質な和菓子です。
 
僕は地方で色々な和菓子を頂いておりますが、
現代でも通用する確固たる味わいに、出会いの喜びを感じました。
 
ちなみに、駅前店やそごう店、高松の支店などもあるので、
本店に行かずとも入手出来ます。

店舗一覧:冨 士 屋

 

店名:小男鹿本舗 冨士屋 本店(さおじかほんぽ ふじや ほんてん)

予算の目安:半棹1,130円~

最寄駅:二軒屋駅から150m

TEL:088-623-1118

住所:徳島県徳島市南二軒屋町1-1-18

営業時間:8:20~20:00

定休日:無休

 

ご参考になりましたら幸いです!

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