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すしログ 〜The Encyclopedia of Sushi〜

寿司、鮨、鮓…スシに魅せられた男のブログ。鮨が大好きだ!と確信して以来、全国に及ぶ鮨の食べ歩きを開始。江戸前鮨ではシャリの美味しさと仕事との調和を重視しております。江戸前鮨だけでなく、上方の寿司や郷土寿司も大好きです。鮨と密接な関係にある日本料理、郷土料理の名店も紹介していきたいと思います。

すしログ No. 141 小笹寿し@下北沢

下北沢 東京都 店鋪情報

昨年11月下旬に訪問した粋な鮨店。

予約不可、お好みのみと言う鮨好きとしてはグッと来るスタイルのお店で、

記憶に残る味わいでしたので、この度、季節を変えて再訪しました。

気合を入れて平日の16時半に伺いましたが、既に先客2名。

その後も続々と訪問され、開店17時の段階でカウンターは満席。

しかも、他は全員常連さん。

前回は17時でもカウンターに空きがありましたが、日によって違う模様。

なので、訪問される場合は、16時半頃に伺うか、

18時半〜19時頃に下北沢駅から電話確認するのが確度が高いかと思います。

 

たくさんある種札を眺め、迷いながら13貫を頂きました。

なお、この度はほぼ全て1枚撮りなので、クオリティにブレがあり恐縮です。

 

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真鯛

前回も印象的な旨味だったが、やはり素晴らしく濃厚な旨味。

肉厚な切り付けで歯応えもしっかりしているのに、歯切れやシャリとの一体感は高い。

コク、余韻も申し分なく、正直なところ他の高級店で頂くよりも数段旨いです(キッパリ)。

 

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これもまた鮮烈な旨味だが、鯛よりもあっさり、キリッとしている。
こうして、お好みで白身魚の旨味や香りの違いを楽しめるお店は素晴らしい。

 

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潮汁

前回は縞鯵を用いておられたが、この度は真鯛。やはり旨い潮汁。

 

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針魚

素晴らしい〆加減。

旨味を凝縮しており、ぷりっとした身を噛みしめると香りと甘みが充満する。

 

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肉厚で旨味がしっかりとある鯵。

葱と生姜を叩いたこちら発祥の付け合せ調味料が鯵の輪郭を強調。

 

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小鰭

心なし前回よりもソフトな〆具合に感じ、身を噛みしめるとじゅわっと旨味が滲む。

身には酢を浸透させており、清々しい味わい。

 

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女房を質に入れても食いたい初鰹。

爽やかな酸味はこの時期の鰹特有。

江戸ッ子の見栄は正直分かりませんが、戻り鰹とは異なる魅力があるのは確か。

 

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トリ貝

小さめだが甘みと香りは十分ある。

良い目利きで仕入れておられるのが分かる。

 

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ミル貝

芳醇な甘みが印象深く、特有の香りもクドくない。

 

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海老

クラシカルな鮨店では珍しい茹で上げ。

前回同様に肉厚な車海老を使用されており、満足度が高い。

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頂いた後に供される炙った海老の頭は日本酒に合う。

 

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小柱軍艦

噛みしめて、びっくり!

なんと三ツ葉を挟んでおり、爽快爽快。

サッと湯をくぐらせている三ツ葉なので食感も問題無く合致。

 

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蛤は「煮蛤」と言われるがこれは通称で、

実は煮た後に漬け汁で寝かす「漬け込み」が正しい。

最初の火入れと漬け汁の塩梅、煮ツメの旨味で味が決まるが、

こちらはバランスが取れており腑に落ちる味わいの蛤。

 

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煮烏賊

硬過ぎず柔らか過ぎず、安定感のある火入れ。

煮烏賊も出すお店が少なくなっているが、古典的な仕事して楽しんで欲しい。

 

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穴子

こちらの穴子は、美味い。

小ぶりな穴子(メソっ子)なのに旨味をしっかりと立たせており、これぞ仕事!

柔らかに煮た穴子を強めに炙っているところが魅力的。

紛れも無くここでしか頂けない穴子だと思う。

前回は煮ツメの量が多く味が濃く感じたが、今回は丁度良い塩梅で、

同行者ともども笑顔になった。

 

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干瓢巻き

これもオススメです。

 

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玉子

媚びるところの無い実直な味わいで、やはり〆に頂きたくなる。

 

以上に加えてお酒も飲んで12,000円を切ってきます。

タネのクオリティ、仕事の精度、CPを考慮すると、やはり稀有なお店です。

鮨好きのために残された数少ない楽園と言えるでしょう。

やっぱり、ふらりと伺えてお好みで美味しい鮨を頂けるのは幸せだなァ…

 

店名:小笹寿し

シャリの特徴:米酢のみでオーソドックス。酸味を立たせ、ほのかな甘みがある。

予算の目安:10,000円~15,000円

最寄駅:下北沢駅から650m

TEL:03-3413-0488

住所:東京都世田谷区代沢3-7-10

営業時間:月〜土17:00~21:00、日祝日12:00~ ※何れにせよタネ切れまで

定休日:水曜

 

ご参考になりましたら幸いです!

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