すしログ 〜The Encyclopedia of Sushi〜

寿司、鮨、鮓…スシに魅せられた男のブログ。鮨が大好きだ!と確信して以来、全国に及ぶ食べ歩きを行っております。江戸前鮨ではシャリの美味しさと仕事との調和を重視。鮨と密接な関係にある日本料理や郷土料理の名店も紹介。実は若輩者ですが向学心と感謝の念を忘れずに続けていきたいと思います。

すしログ No. 1 幸鮓@蔵前

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こちらは既に何度も訪問している鮨店です。

こちらの先代は、上野広小路にかつて存在した「幸鮨」で握られていた職人。

「幸鮨」は江戸前鮨の開祖・華屋與兵衛の「與兵衛ずし」と並んで名声を博していた名店だったそうです。

そして、当代の篠原敏之さんも1923年創業の喜寿司で修行されており、

古い江戸前仕事を楽しませてくれます。

 

僕はこちらに伺いつつ、他店も開拓しておりますが、

戻るといつも不思議と安らぎます。

一見ちょっと職人気質を感じさせる雰囲気のご主人ですが、

鮨の知識のみならず、話題は多岐に及んでおり、

お話をすると当意即妙に応えてくれます。

蔵前という穴場な場所にあるので、友達とゆったり頂くにはもってこいです。

 

タネのクオリティは正直銀座などの高級店に譲るところですが、

個性的な仕事で魅力を引き出されております。

魚を旨くし、シャリと調和させる、江戸前の仕事。

まさに鮨の魅力を味わえるお店です。

 

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小鰭(コハダ)

香りと旨味を引き出しつつ、しっとりジューシーな食感を楽しませてくれます。

ここまでジューシーに仕上げる小鰭は非常に珍しい。

いつ伺ってもブレのない仕事です。

 

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夏に頂く新子も格別。

しっかりと旨味のある新子を楽しめます。

 

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 鯖(サバ)

 

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針魚(サヨリ)

 

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春子(カスゴ)

 

実に、光物好きには嬉しいお店です。

 

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江戸前のスタンダード、墨烏賊(スミイカ)も素晴しい歯ごたえ。

 

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煮蛤も柔らかく、味わい深い。

 

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地味な外見ながらに、食感に優れた美味しい煮烏賊。

こちらの煮烏賊は口当たりが柔らかくて、歯切れが良い。

 

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友達と貸し切りにさせて頂いた際には、マカジキを頂きました。

ご主人の修行元・喜寿司で頂いて以来の感動でした。

 

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珍しいところでは、穴子の肝の軍艦があります。

 

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オボロの握りも古典的な一貫。

 

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玉子は薄焼きの鞍掛け。

 

こちらは立地や雰囲気、鮨の仕事的に結構「渋い」お店かもしれません。

ただ、鮨屋にあまり行ったことの無い友達を連れて行くと、みんな喜んでくれます。

そして、口を揃えて、もっと鮨を食べたくなった!と。

味わいとコストのバランスに優れていて、普段使い出来る良いお店だと思います。

 

店名:幸鮓
シャリの特長:酢加減、塩加減ともに穏やかで、硬さは標準的。全般的に合う。
予算の目安:9,000円~11,000円

最寄り駅: 都営浅草線・蔵前駅から60m
TEL: 03-3863-1622
住所: 東京都台東区蔵前3-4-8
営業時間: 18:00~22:00
定休日:日曜、祝日

 

ご参考になりましたら幸いです!

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