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すしログ 〜The Encyclopedia of Sushi〜

寿司、鮨、鮓…スシに魅せられた男のブログ。鮨が大好きだ!と確信して以来、全国に及ぶ鮨の食べ歩きを開始。江戸前鮨ではシャリの美味しさと仕事との調和を重視しております。江戸前鮨だけでなく、上方の寿司や郷土寿司も大好きです。鮨と密接な関係にある日本料理、郷土料理の名店も紹介していきたいと思います。

すしログ和菓子編 No. 27 正観寺丸宝@菊池市(熊本県)

「日本一うすい和菓子」で有名な、正観寺丸宝。

熊本県菊池市にあるお店で、1897年(明治30年)の創業となります。

歴史あるお店ですが、店名をググってみたところ検索結果に、

「松風本家 正観寺丸宝|シルシルミシルお菓子-1GP優勝!」と出てきたので、

クスッと笑ってしまいました。

菊池市は熊本市から離れているものの、物産展にも出展されているようで、

御菓子の知名度は中々高いようです。

また、道の駅 旭志で販売されているのも目撃しましたので、

他の道の駅にもあるかもしれません。

 

もともと「松風」は、京都で食されているカステラ状の御菓子が有名です。

そちらの松風は戦国時代から伝わる御菓子で、

僧兵が兵糧にしていたと言うエピソードまであります。

「菊池市の松風」については、大友宗麟に滅ぼされた菊池氏が

京都から持ち帰ったのではないか?と言うのが由来だそうです。

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「菊池市の松風」の原料は小麦粉、甜菜糖、地卵、ケシの実。

「日本一うすい」と言うふれこみには説得力があり、

包みを開けると極薄の煎餅が20枚ほど登場します。

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製法の特徴としては、生地を焼いた後に薄切りにする点、

更になんと手切りで作っている点となります。

何も知らずに頂いた時、薄さと均一さに対して機械切りだろうと思っていたので、

後に知って驚嘆を覚えました。

生地を焼き上げた後、柔らかさがある内に短冊切りにしていくそうです。

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(上記画像:製品リーフレットより)

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味わいとしては、やはり薄さが印象を強めます。

カリッと弾ける軽妙な食感のみならず、すぐさま香ばしさがぶわっと広がります。

薄焼き故の香ばしさでしょうか。

そして、その後ケシの実の香りが追いかけてきます。

甜菜糖による甘さは比較的強めで、

これが極薄ながらに一口で印象を強める一因かと思います。

全体的に原料の素材が良いので、シンプルながらに食べ飽きない、

実に魅力的な和製クッキー(或いは洋風煎餅)だと感じました。

 

どことなく洋菓子にも似たハイカラな味わい。

戦国時代から伝わるとされてと聞くとロマンがありますね。

 

店名:松風本家 正観寺丸宝(まつかぜほんけ しょうかんじまるほ)

予算の目安:5号8包入500円、7号12包入750円から(税抜価格)

最寄駅:なし

TEL:0968-25-3721

住所:熊本県菊池市隈府1097-2

営業時間:8:00~18:00

定休日:日曜

 

ご参考になりましたら幸いです!

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