すしログ 〜The Encyclopedia of Sushi〜

寿司、鮨、鮓…スシに魅せられた男のブログ。鮨が大好きだ!と確信して以来、全国に及ぶ食べ歩きを行っております。江戸前鮨ではシャリの美味しさと仕事との調和を重視。鮨と密接な関係にある日本料理や郷土料理の名店も紹介。実は若輩者ですが向学心と感謝の念を忘れずに続けていきたいと思います。

すしログ和菓子編 No. 15 萬々堂通則@奈良市(奈良県)

f:id:edomae-sushi:20160714210558j:plainこちらは奈良時代に遣唐使によって伝えられた御菓子を頂けると聞いて気になっていたお店です。

その御菓子の名前は【餢飳(ぶと)】。

仏教が伝来した際、ともに伝えられた御菓子とされております。

御菓子の製造方法は米粉と小麦粉を用いた生地を以って餡を包み、

兜の形にして、胡麻油で揚げる。

原初の味わいを留めるお店としては、京都の亀屋清永さんが有名。

こちらでは餢飳とともに清浄歓喜団と言う御菓子も製造されており、

生地に7種類のお香を練り込んでいるため、

相当マニアックな味わいとなっております。

1個500円と高額ですが、正に唯一無二の味わいで、一度頂く価値があります。

f:id:edomae-sushi:20160714210601j:plain閑話休題。萬々堂通則さんに話を戻しますと、

こちらの【餢飳(ぶと)】はお香や薬草を用いておられないので、非常に食べ易い。

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さっぱりした甘みとサラリとした食感のこし餡を米粉ベースの生地で包み揚げており、

頂いた印象としては揚げパンや餡ドーナッツのよう。

それでいて、油っぽさは無く、生地はホロッとしている。

生地の周囲にまぶされた砂糖が甘みと食感を演出しており、

こどもでも喜ぶのではないか?と言う味わいです。

とても、春日大社の祭礼にお供えされてきた、

1300年ほどの歴史を持つ唐菓子とは思えません。

それでいて、現代のお菓子に無い魅力も持っている。

アレンジの巧さを感じさせてくれる個性派御菓子だと感じます。

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以上、説明はマニア向けな感じですが、本当に誰にでもオススメ出来る味わいなので、

奈良に行かれた際は是非とも試してみてください。

1個200円なので、仲の良い方へのお土産にもよろしいかと思います。

 

店名:萬々堂通則(まんまんどうみちのり)

予算の目安:1個200円、5個入り1,100円、他〜

最寄駅:近鉄奈良駅から700m

TEL:0742-22-2044

住所:奈良県奈良市橋本町34 奈良もちいどのセンター街

営業時間:9:00~19:30、木曜10:00~17:00

定休日:木曜+不定休

 

ご参考になりましたら幸いです!

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